不動産の種類
variation of real estate
不動産の種類には、不動産の種別および類型の概念があります。
不動産を二つの面から分類して、主に、価格形成要因を分類するときには「種別」を、鑑定評価手法の適用については「類型」を手掛かりに、検討をしていきます。
不動産の種別
鑑定評価基準では、その地域の自然的、社会的、経済的、そして行政的な観点からみて、まず宅地地域、農地地域、林地地域に大分類します。
不動産の類型
不動産鑑定評価基準では、必ず(1)更地、(2)建付地、(3)借地権、(4)底地、(5)区分地上権、(6)自用の建物及びその敷地、(7)賃家及びその敷地、(8)借地権付き建物、(9)区分所有建物及びその敷地、のいずれかに分類しなくてはなりません。
建物があるのかどうか、自分で使っているものなのか、それとも他人に貸しているものなのかといったタイプ分けをしていきます。