還元利回り かんげんりまわり
capitalization rate
不動産投資をする際に、対象物件の資産価値を評価する手法である収益還元法を適用する際に用いられる利回りの一つ。
不動産から生じる純収益から、不動産価格を求めるための利回りです。
ある物件に投資した場合、その物件から得られるリターンと、将来的に得られる利益を算出する不動産の収益性を表す指標で、「キャップレート」ともいわれています。
還元利回りでは、一般的・標準的な投資利回りを基にして求めますが、対象不動産投資の危険性、非流動性、管理の困難性、保有資産としての安全性などによって差異が生じます。
比較できる他の資産の収益性や金融市場での運用利回りと密接な関連があります。