同一需給圏 どういつじゅきゅうけん
market area
一般的に、対象不動産と代替関係が成立して、その価格の形成について相互に影響を及ぼすような関係にある他の不動産が存在する圏域のことです。
対象不動産と代替・競争関係にある不動産が存在する範囲を規定するものであり、同一需給圏内に対象不動産が属する近隣地域および類似地域が含まれることになります
。
例えると、ある不動産を買おうと思っている人が、「どちらにしようか」と悩んでしまうような他の不動産が立地している範囲。
不動産鑑定評価では、取引事例比較法において、この同一需給圏の範囲内において、資料の収集および分析を行います。
[関連用語]
→近隣地域