不整形地
「アプレイザーM」こと、むかえ不動産鑑定事務所 代表 不動産鑑定士の向永隆則(むかえ たかのり)に、舞い込んだ5回目のテーマは、「不整形地」。
不整形地とは、文字通り、形が整っていない土地のことです。
長方形や正方形などきれいに整った土地である「整形地」に対して、L字型や三角形など地形が劣る土地を「不整形地」と言います。
■調査
対象地が存する地域は、敷地の規模・建築施工の質が標準的な住宅が建ち並ぶ、いわゆる標準住宅地域。
標準的画地は整形地であり、その価格水準は、100,000円/㎡。
対象地は、どうみても地形が悪い。
隣地があるため、北西部分がヘコんでいる。
まさに不整形地だ。
土地の形が良くないと、使い勝手が悪くなる。
建物の形や間取りがイビツになるかも。
不整形地の減価率の査定方法はいろいろあるけど、どの方法を採用しようかな~。
ポイントはひと~つ。
不整形地は利用効率が劣るため減価要因となります。この減価率の査定根拠のひとつに、隣地買取り費用による計算方法があります。
隣地を買って合体できれば、あれよあれよ整形地に変~身。
不整形地の利用障害が解消できるものなら、近隣相場より高い価格を出してでも隣地買いまっせー。
隣地を近隣相場の50%増しで買い取ることを想定した場合、不整形地による減価率は下記のとおり17%となります。なお、買増し率は、隣地の寄与度に応じて適宜判断します。
評価
減価要因
不整形地
(説明上、他の増減価要因はないものとします)
格差率
不整形地による減価率をR%、隣地買増し率を50%とすると、
評価額
ずばり!
土地は整形に限る
整形といえば、、、人間の美容整形への願望は根強いものがあるようです。
とくに、プチ整形は、メスを使わずレーザーだけで、気軽にできるのが人気とのこと。
私、あぷれいざ~Mも、プチ整形しようかなー。
そして、改名します・・・
「プチ・レーザー M」