開発法 かいはつほう
DCF method for residential development
project
土地の価格を求める不動産鑑定評価方式の手法の一つ。
対象地の面積が近隣地域の標準的な土地の面積に比べて大きい場合などで、対象地にマンション分譲や建売分譲などを開発することを想定して、土地価格を求める手法です。
不動産の価値を算出する評価方式にはさまざまなものがあります。
投資用には「収益還元法」、居住用には「取引事例比較法」、ローンの担保価値を図る際には「原価法」を用いるのが一般的です。
これらの3つの評価方式を補完するのが「開発法」。
デベロッパーなどの開発業者の事業採算性に着目し、価格を求める考え方に基づいています。