雑記

東京都練馬・杉並・中野区を拠点として不動産売却・購入までサポートするむかえ不動産鑑定事務所によるブログの「雑記」カテゴリの記事です。

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ここにも!!世界の風水建築

むかえ不動産鑑定事務所 助手のとん イラストイメージ

助手・とん

こんにちは!
むかえ不動産研究所の助手・とんです。

ブログをお読みいただき、ありがとうございます。

本日は、とん単体で、現在勉強中の「風水」ネタをお送りいたしますので、よろしくお願いいたします!

アジアだけでなく、世界中で実践されている風水

特集企画としてお送りしております「すまいの風水教室」お読みいただいてますでしょうか。

この企画は、私とんがみなさんとご一緒にすまいに関する風水を学んでいくというもの。

もし、ご興味がありましたら、ぜひご一緒に風水をマスターしていきましょう!!

でも、「風水って占いでしょう~」って思う方、いらっしゃいますよね。

また、不動産業界では、「風水」というと苦い思い出がよみがえってくる方も多いそうなので、一応お伝えしておきます。

すまいの風水教室の連載第1回でお伝えした通り、風水は、占いというよりも、「気」に関する学問であって、暦学であり、地理学、環境学。

不動産を選ぶ上で風水を基準に選ぶと、理にかなっていることが多いということに気づきます。

こちらの分譲地地図をご覧ください。

分譲地地図イメージ

じゃじゃーーん!!
ここで問題です。

この分譲地の中で、風水上、吉相とされているのは、A~Hのどちらでしょうか?

面積の大きさなどは関係しませんので、方角と接している道路から考えてみてください。

どうでしょう、答えは決まりましたか。

この中で最も良いのは、東南の角地「H」です。

その根拠は、陽当たりがよく、風水上避けるべき方位とされている鬼門(東北)を避けて、玄関をつくりやすいから。

この分譲地について、一般的に人気のある不動産という観点から考えてみても、答えは「H」。

このように、風水というのは、占星術というスピリチャル系のジャンルのモノではなく、自然の摂理をベースとした学問という側面があります!

だから、古より、風水を用いた都市づくりが行われてきていて、日本にも京都に東京と世界に名だたる風水都市が生まれています。

今回は、風水を取り入れた世界の建築物をご紹介させてください。

ブリティッシュ・エアウェイズ本社にトランプタワーも風水!

まず、ご紹介したいのは、イギリスにあるブリティッシュ・エアウェイズ本社

ブリティッシュ・エアウェイズ本社イメージ

写真参照元:https://www.fengshui.net/corporate/big-business-meets-feng-shui-2638/

西洋の風水研究の第一人者サイモン・ブラウンが手掛けたこの建物。
ウォーターサイドの活用が特徴的です。

そして、アメリカ・ニューヨークのトランプタワー

トランプタワーイメージ
トランプ大統領は、風水を取り入れているといわれています。

どうやら、専属の風水師がついているそうで、トランプタワーの開発プロジェクトに参加していたとか。

トランプ大統領は、風水を信じているわけではなく、儲けさせてくれるから取り入れていると話しているそうですよ。

また、やはりアジアには多くの建物が風水を取り入れて、建てられています。

とても有名なのは、香港にある二つの銀行の話です。

香港は風水が浸透している都市ですので、風水を取り入れた建物がたくさんあります。

その中でも、香港上海銀行(HSBC)と中国銀行の建物は、風水を使って、まるで戦争をしているようと話題になりました。

まず、最初に建物を建てたのは、香港上海銀行です。

香港上海銀行イメージ
香港上海銀行
このビルは、龍脈の上という理想的な立地に、そのエネルギーを生かすデザインがなされ、風水的には最高のビル。

しかし、その後、1989年に中国銀行の新社屋が完成した途端、香港上海銀行の業績は下降しはじめたのです。

もちろん、中国銀行も風水を取り入れて新社屋を建てています。

それがこちら。

中国銀行イメージ

中国銀行

写真真ん中に写っている三角形の鋭角なビルが中国銀行です。

まるで、ナイフのような雰囲気ですよね。

そのナイフのように尖っている部分が香港上海銀行の方に向いていて、悪影響を与え、業績を下降させていると考えられたのです……。

これに対して、香港上海銀行は、屋上に大砲に見立てた窓拭き用のゴンドラを中国銀行の方へ向けて取り付ました。

これが有名な香港上海銀行 VS 中国銀行風水戦争なのですね。

風水は、占いではなく、今やビジネスにも活用されている実践学問だということを、お分かりいただけましたでしょうか

まだまだ、ご紹介したい建物はいっぱいありますけれど、とても長くなってしまいましたので、今回の建物ご紹介はここまでとさせてください。

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