不動産市場動向

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新型コロナの影響で、郊外の不動産のニーズ高まる?

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助手・とん

むかえさん、本日の新たな新型コロナウイルスの国内感染者数、ご存知ですか。
2020年8月3日の感染者は午後3時時点の速報値で258人だそうです。
なかなか出口が見えませんね。

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むかえ

終息にはまだまだ遠い状態だよね。
不動産市場への影響も出てきているし。

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アメリカニューヨーク市では、新型コロナウイルスのパンデミックの影響で、ニューヨーク市を離れる人が増えているそうですね。
それもかつてない規模で増えているということで、市内では空き家が増え、アパートの賃料は下落傾向。
対して、郊外の不動産価格は高騰しているそうです。

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新型コロナウイルスの感染者は都市部を中心に増加していたから、人口の少ない地域の不動産に注目が集まっているよ。
この傾向は日本でも同じだね。

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テレワークの影響もあるのでしょうか。

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それはかなり大きいよね。
自粛期間には多くの人が在宅でテレワークをしていたから、過密で通勤も過酷な都市部より、適度に人口密度の低い郊外や地方のほうが良いと考える人が増えてきている。

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テレワークはセキュリティという観点からはまだまだ課題がありそうですが、ネット環境さえ整えば概ね問題なくできそうですよね。
これまで続いてきた都市化の流れというのは変わっていくのでしょうね。

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withコロナ時代のキーワードとして「開疎」があがっている。

慶応義塾大学環境情報学部教授の安宅和人氏は、withコロナの環境での4つの方向性を示しているよ。

      密閉(closed) ⇒ 開放(open)
      高密度(dense)で人が集まって活動 ⇒ 疎(sparse)に活動
      接触(contact) ⇒ 非接触(non-contact)
      モノ以上にヒトが物理的に動く社会 ⇒ ヒトはあまり動かないがモノは物理的に動く社会

参照:GLOBIS「withコロナ時代のトレンドーー “開疎”な未来を考える」2020/08/03 https://globis.jp/article/7662

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西村康稔経済再生担当大臣の記者会見でも郊外の不動産が好調という話をしていましたしね。

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新型コロナウイルスが、東京一極集中に歯止めをかけ、地方へ目を向けるきっかけとなっているのは間違いなさそうだね。

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