令和２年都道府県地価調査で特徴的な動きを示した地点は……

東京都港区に置かれている地点の「港5－3」

前回の記事「国土交通省がまとめた基準地価、全国平均は３年ぶりに下落」で、全国の基準地価格について結果をお伝えさせていただきました。

その中で、東京、大阪、名古屋の三大都市圏で、商業地の下落が増えています、とお伝えしたのを覚えていらっしゃいますでしょうか。

ただ、そんな商業地の中でも、特徴的な動きを示した地点があります。

それは、「港5-3」です。

東京都港区の虎ノ門ヒルズ駅近辺に置かれている地点で、虎ノ門地区の再開発事業が進捗する中、日比谷線虎ノ門ヒルズ駅が開業。

利便性が向上したことにより、商業地として東京都内1位の上昇率を記録しました。

この地点の令和2年7月1日時点の地価は、4,560,000円/㎡で、前年比9.1％の上昇。

2023年3月末には、虎ノ門・麻布台地区に、高さ約330メートルの超高層ビルなどを建設する大規模再開発プロジェクトがあり、完成した時点で、大阪市の「あべのハルカス」（300メートル）を抜き、日本一の高さとなる予定です。

虎ノ門ヒルズ駅所在地

参照元：PR TIMES「日比谷線に虎ノ門ヒルズ駅が誕生します！」2020.10.10確認 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000645.000020053.html