
不動産鑑定士が主人公のドラマ、観たい?
業界の内幕や特殊な人間関係を描く「職業」作品は、人気のドラマジャンル
2021年、新しい年を迎えて、新しいテレビドラマの放送が開始しています。
昨年のドラマで、高視聴率だった作品はというと、、、
株式会社ビデオリサーチの「【速報版】2020年タイムシフト視聴動向(関東地区)」によると以下の通りです。
順位 | 番組名 | 視聴率 | 放送局 |
---|---|---|---|
1 | 日曜劇場「半沢直樹」 | 16.8 | TBS |
2 | 日曜劇場「テセウスの船」最終回 | 13.6 | TBS |
2 | 火曜ドラマ「私の家政夫ナギサさん」最終回 | 13.6 | TBS |
4 | 火曜ドラマ「恋はつづくよどこまでも」最終回 | 12.4 | TBS |
4 | 金曜ドラマ「MIU404」最終回 | 12.4 | TBS |
6 | 火曜ドラマ「おカネの切れ目が恋のはじまり」 | 10.8 | TBS |
7 | フジテレビ開局60周年ドラマ「教場」後編 | 10.7 | フジテレビ |
7 | 「絶対零度・未然犯罪潜入捜査」最終回 | 10.7 | フジテレビ |
9 | 「トップナイフ・天才外科医の条件」 | 10.5 | 日本テレビ |
9 | 木曜劇場「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」 | 10.5 | フジテレビ |
9 | 木曜ドラマ「BG・身辺警護人」最終回 | 10.5 | テレビ朝日 |
https://www.videor.co.jp/press/2020/201203.html
※2020年1月1日~11月22日までを集計対象とした結果速報。
※タイムシフト視聴率とは、リアルタイム視聴の有無にかかわらず、放送開始から7日内(168時間内)での視聴の実態を示しています。
もうすでに、勘の良い方であれば、お気づきですね。
そう、ドラマのジャンルごとに色分けをしてみました。
ピンク は、恋愛。
グリーン は、ミステリー。
そして、10位以内に最も多くランクインしているジャンルの ブルー は、職業ものです。
2020年秋は、これまで続いていた恋愛ドラマ離れの傾向から、回復の兆しがあったといわれていたものの、やはり、恋愛ドラマよりも、職業を描いた作品が人気だったということがわかります。
職業もののジャンルでも、「半沢直樹」は銀行、「MIU404」「教場」「絶対零度・未然犯罪潜入捜査」は警察、「トップナイフ・天才外科医の条件」「アンサング・シンデレラ病院薬剤師の処方箋」は医療もの、と細分化していくわけです。
こうした職業ドラマの魅力は、なんといっても業界の内幕や人間関係を描いている点。
専門用語が飛び交い、業界外の人からするとわかりにくいような気もしますが、大筋はわかりやすく、勧善懲悪的な痛快さがあることが人気になっているようです。
さて、そうした傾向がある中で、面白いリサーチ結果があったので、ご紹介させていただきます。
求人情報を提供しているWEBサイト「士業JOB」による「ドラマ化したら見たい士業はどれ?士業ドラマ化ランキング」です。
※対象となる士業は、公認会計士・税理士・弁護士・弁理士・司法書士・社会保険労務士・行政書士・土地家屋調査士・不動産鑑定士・中小企業診断士の10士業。
位 | 士業名 | 割合 |
---|---|---|
1 | 弁護士 | 18.0% |
2 | 税理士 | 13.0% |
3 | 不動産鑑定士 | 12.5% |
3 | 社労士 | 12.5% |
5 | 中小企業診断士 | 12.0% |
6 | 弁理士 | 9.0% |
7 | 土地家屋調査士 | 8.0% |
8 | 公認会計士 | 6.0% |
9 | 司法書士 | 5.0% |
10 | 行政書士 | 4.0% |
な、なんと、嬉しいことに、不動産鑑定士がTOP3に入っています。
不動産鑑定士のドラマを観てみたいという理由は、
「相続関係で以前不動産鑑定士にお世話になったから。土地に関しては人それぞれの思い出やドラマがあっておもしろそう。」
「名前はよく聞くけど何やっているのか知らない、、、けど不動産関連には興味を持っているのでやるならみてみたい」
と、土地に関わる人間ドラマが面白いのではないかという期待と、よくわからないから観てみたいというもののようです。
助手・とん
不動産鑑定士が3位ですよ。
むかえ
そんなに期待値が大きいわけでもないよね。
鉄板の弁護士ものに比べると、どうなのかな……。
弁護士ものは、出尽くしている感もあるわけですから!
それに、弁護士に続く、第2位は税理士なので、税やお金にまつわる、生活のためになる話がドラマになったら一石二鳥ということなのではないですか。
その点でしたら、不動産鑑定の知識もためになるかもしれませんし。
少しでも、不動産鑑定士を身近に感じていただけるようなドラマができるといいな。
監修の必要があれば、いつでもお声がけください(笑)!
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