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東京都練馬・杉並・中野区を拠点として不動産売却・購入までサポートするむかえ不動産鑑定事務所によるブログの「不動産賃貸」カテゴリの記事です。

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賃貸物件の入居者が新型コロナウイルスに感染したら……

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助手・とん

お盆を前に、新型コロナウイルスの感染拡大が続いています。
帰省はNGだとか、OKだとかが報じられて、少し混乱気味ですよね。

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むかえ

加藤勝信厚生労働大臣は昨日の閣議後会見で、感染増加のスピードが高まれば、再び緊急事態宣言を出す可能性もある、と言及した。

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8月4日(火)、 新たに確認された東京都の感染者数は23:59 時点で「309人」。
全国の感染者累計は「41,455人」です。
参照:NHK特設サイト 新型コロナウイルス 2020/08/04 23:59 時点 https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/data/

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4万人を超えているのだね。
こうなったら、身近に感染した人がいてもおかしくないよね。

では、今回は賃貸物件の入居者が感染した場合の対応についてを考えてみよう。

他の入居者や次の入居者への告知は必要?

まずは、建物の入居者が感染した場合、他の入居者へ告知する必要があるのかです。

感染経路として考えられているのは、飛沫感染と接触感染。

飛沫感染の場合は、人が多く集まる「密」の場所が主な感染源となりますので、建物内ではエレベーターが危険と考えられます。

また、接触感染の場合は、感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りのモノに触れたことでウイルスが付き、そのウイルスの付いた部分を他の人が触ってしまい、その手で口や鼻を触り、粘膜から感染します。

なので、共用部のドアノブやスイッチが危険です。

危険な場所は限られているため、その部分が適切に消毒などの感染防止対策ができていれば、二次感染の可能性はほとんど想定されません。

なので、貸主や不動産業者は入居者のプライバシーなどを考慮すべきであって、他の入居者に告知する義務はないものと考えられています

では、新型コロナウイルスに感染した入居者が退居し、次の入居者を募集する際に、そのことを伝えなければならないのでしょうか

これについても、適切な消毒などによって、感染防止策を講じていれば、次の入居者が感染する可能性は低いことから、物理的な問題は生じません。

また、入居者が生活していれば、病気にかかることはあり得ることなので、それが新型コロナウイルスだからといって特別に「嫌悪すべき事情」とは考えられません。

そのため、心理的瑕疵に該当するかというと、それも違うと思われます。

ゆえに、次の入居者を募集する際に事実を積極的に告知するなどの義務はないと考えられています

ただ、入居希望者が感染症発生について関心を持っているのに、正しい情報を伝えないのは問題。

しっかりと消毒などにより対応し、万全の感染対策をとった上で、正しい情報を伝えることが大切です。

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もう他人事と捉えていてはいけませんね。
もしもの時には、きちんと対応できるように、考えておきましょう。

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