信じる?都市伝説
助手・とん
今回のブログは、むかえ不動産鑑定事務所の助手・とんが主導で、お送りさせていただきます。
というのも、実は今月から「すまいの風水教室」という特集記事を担当することになりましたので、ご挨拶も兼ねまして……。
これを機に、とん単独のブログ記事もお送りするつもりです。
ただし、不動産から離れてしまう内容もあるかもしれません。
何卒よろしくお願いいたします。
むかえ
じゃあ、とんくん、よろしくね。
はい!!
では、今回は、東京にまつわる「都市伝説」についてご紹介したいと思います。
東京は結界で守られている!?
都市伝説というと、口伝えでまことしやかに語り継がれた怖い話。
オカルト的な話も多いので、ちょっと苦手だという方も多いかもしれませんね。
でも、怖い話ばかりではありません。
なかでも、交通など都市に関する都市伝説には、興味深いものがあります。
ご紹介したいのは、東京は鉄の結界で護られているという都市伝説です。
日本では、風水をベースにした都市づくりをしてきたということは有名な話ですよね。
例えば、京都。
平安京は、中国風水の観点から選ばれた四神相応の地でした。
風水と四神相応で完全に守られている京都は、千年もの間、都であり続けたのです。
四神相応とは、古代中国の陰陽五行説に基づく考え方で、風水での大吉の地相。
東に青龍の宿る清い川が流れ、西に白虎の宿る大きな道が続き、南に朱雀の宿る広く開けた湖沼があり、北に玄武の宿るそびえる山がある土地は、栄えると考えられてきました。
次の都となる江戸も、四神相応を基準に選ばれています。
江戸は、東に平川(現・神田川)、西に東海道、北に富士山、南に江戸湾(現・東京湾)があり、ここが幕府の本拠地にふさわしいと判断されました。
そして、風水を取り入れながら都市整備がなされ、令和時代となった今でも風水パワーが未だ息づいているといわれています。
そこで、知っておきたいのが、東京の都市伝説「JR山手線と中央線による鉄の結界」です。
特集企画「すまいの風水教室」でも触れているので、チェックしてくださっている方もいらっしゃるかもしれませんね。
JR山手線と中央線のふたつの路線図をみると陰陽道の太極図が浮かび上がり、これが大都市・東京を護る結界になっているという都市伝説。
こちらをご覧ください。
「すまいの風水教室」でご紹介したのは、「JR山手線と中央線による鉄の結界」まででしたが、実は続きがあります。
中央線は高尾山から、つくばエキスプレスは筑波山から、総武線は成田山から気を運び、山手線一周に貼られている鉄の結界を張っているということです。
そして、鬼門にあたる「上野駅」と裏鬼門にあたる「渋谷駅」に狛犬かわりとして、犬を連れた西郷隆盛の銅像(上野駅)、忠犬ハチ公の銅像(渋谷駅)を置き、山手線の結界の中を護っているらしい。
いやー、話を深堀していくほど、真実味を増していくような……。
信じたほうが、東京でのくらしを楽しめそうな都市伝説のお話でした!
最後に、四神相応の観点で建てられたと予測される建物を考えてみました。
身近なところで、石神井公園、どうでしょう!!
石神井公園には、室町期に豊島氏による石神井城が建っていたので、あながち間違いじゃないかも!?
東に石神井川、西に富士街道、北に雲取山(※地図には収まりませんでした)、南に三宝寺池。
ちょっと無理がありますかねー。
でも、石神井公園ってパワースポットと言われているのですよ。
私は、石神井の出身なので、子どものころから通っています。
みなさんもぜひ足を運んでみてくださいね。