
西武沿線の各駅に息づく“推し獅子”の気配を、街歩きの目線でゆるく紐解くMY MEMORY JOURNAL番外編。
西武線沿線・練馬育ちのとん助手が、西武ライオンズが仕掛ける「圧倒的至近距離」の戦略を手がかりに、駅と街の魅力をていねいに拾いあげていく企画です。
むかえ不動産鑑定事務所は、西武ライオンズを、そして西武線各駅の街を応援しています、ということで、第6回の都立家政編、行ってみましょう。
「せい」の絆と「背番号8」の系譜!都立家政駅の渡部聖弥選手愛
西武沿線の各駅が熱い「推し獅子」を掲げるなか、都立家政駅が激推ししているのが渡部聖弥選手。歴代の推し獅子を振り返ると渡部健人選手、金子侑司選手と続いており、背番号「8」の輝かしい系譜が受け継がれています。都立家政の駅番号も「SS8」なので、まさに「8」がつなぐ運命的なセレクト!さらに「かせい」と「せいや」で「せい」繋がりというのも、親しみやすくてグッときます。
そんな都立家政駅の推しっぷりは、西武新宿方面(上り)ホームの改札近く壁面にドーンと掲示されたB0ポスターから溢れ出ています。スペースの関係か、今回巡ったエリアでは唯一の「ホーム内掲示」となっており、電車の中からでも拝める特別仕様!切り取られた真顔の投球シーンや、南口改札外のB1ポスターでバットを担ぐ凛々しい姿は、大卒2年目とは思えない圧倒的なオーラを放っています。

南北600mの商店街と、どこか懐かしい「踏切のある風景」
中野区に位置する都立家政は、各駅停車のみが利用する静かでコンパクトな街。
駅の南北には約600mにわたって昔ながらの商店街が伸びており、とても中野区らしい温かな生活感が漂っています。
駅に降り立って印象的なのが、街の真ん中に鎮座する踏切の存在感です。
南北を行き来するには構内の地下道か踏切を渡る形になるのですが、私が出訪れた際も、タンクトップ姿のオジサマやオバサマが自転車にまたがり、ゆったりと踏切が開くのを待っていました。
都会の喧騒から少し離れた、昭和の残り香と日常のゆとりが同居するスケール感が実に心地よいのです。

女子校の歴史が紡ぐ、時空を超えたシンパシー
実は今回、私にとって初めての訪問となった都立家政。
街を歩きながら由来を調べてみると、駅名のルーツは南側にある東京都立鷺宮高等学校の前身「東京府立中野高等家政女学校」にあると知りました。私の母校である井草高校の前身も「東京府立第十八高等女学校」という女子校だったので、思わぬ共通点に勝手ながら深いシンパシーを感じてしまいました。
派手な大型施設はなくとも、歴史ある学校が街の根っこにあり、人の顔が見える商店街と温かな日常が息づいている。こうした地域特有の「懐の深さ」こそが、住むほどに愛着が湧く本質的な価値なのかもしれません。
コンパクトな街並みに息づく人情味と、ホームから届く熱いライオンズ愛。無事に1軍の舞台へと復帰を果たした渡部選手が、これからもグラウンドで、そして都立家政のポスターの前で、頼もしいプレイを見せてくれる姿を全力で応援していきましょう!

STATION & PLAYER DATA
都立家政 駅
南北600mの商店街と歴史ある地歴が息づく、コンパクトな温もりの街。
- 駅の性格:どこか懐かしい踏切の風景と、人との距離が近い“人情あふれる商店街拠点”
- おすすめスポット:都立家政商店街/妙正寺川周辺の散歩道/中村八幡神社
- 1日平均乗降客数(※所沢駅を除く):
18,298人(新宿線内※・24位)[対前年増減率]2.7%(新宿線内※・13位) - 最寄の地価公示ポイント:練馬-72(住宅地)|53万円/㎡(変動率 6.9%)
渡部 聖弥 選手
圧倒的なスイングスピードと長打力を誇り、次世代の主砲として期待される強打者。
- 背番号:8
- ポジション:外野手・内野手(右投/右打)
- 出身地/出身校:広島県/広陵高−大阪商業大
- 登場曲:Drive / WANIMA

とん助手 (とんじょしゅ)
練馬育ち | 宅地建物取引士
練馬で育ち、この街の変遷や歴史(地歴)を肌で感じながら育った宅地建物取引士。
「誰もが売り込まれずに、安心して本音を話せる場所を作りたい!」という自身の経験から生まれた強い想いで、皆様の相談窓口を担当しています。
地元の細かな道から学区のブランド価値まで知り尽くす生粋の練馬っ子ならではの視点で、難しい書類や手続きも優しくナビゲート。
ブログでは、地元の愛おしい記憶を言葉に紡いでいます。
推し獅子と沿線を歩くと、街の表情が少しずつ変わっていきます。
人が街を選ぶ理由は、スペックだけでなく、どれだけ“好き”という気持ちが重なるか。
私たちが大切にしているのは、西武沿線の街への好きを育むその瞬間を、価値として丁寧に見つめ直すことです。
