サブスクの波、不動産業界にも続々!
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助手・とん
むかえさん!
「サブスク」という言葉、知っていますか?
むかえ
サブスク?
どういう意味なの??
「サブスクリプション」の略で、「サブスク」。
いわゆる、定額制サービスのことですよ。
月額や年額で課金するので、売り切り型のビジネスモデルとは違って、継続的に収益をあげていくのが特徴です。
例えば、どのようなサービスがあるのかな?
よくあるのが、コーヒーの飲み放題とかですかね。
月額3,000円を支払えば、コーヒーが飲み放題になるとか。
利用頻度が高ければ、コーヒー1杯あたりの値段はどんどん安くなります。
なるほど!
そのお店をよく利用する人にとっては、利用価値があるサービスだよね。
でも、モトをとるって意気込んで、足繁く通っても、飽きちゃいそうだよ。
たしかに、私も食べ放題のブッフェでは、ついついモトを取りたいという意識が高くなって、ついついあれもこれもお皿に取っちゃう。
で、最後は食べきることが目標になって、結果的には、「美味かった」と思うより、「食べすぎちゃった」と思うことが多いです……。
サブスクリプションのサービスは、外食産業に多いの?
いえいえ、身近なところでは、スマホのアプリとか、パソコンのソフトウェアとか。
例えば、30万円のソフトウェアでも、サブスクリプションにすれば、月額数千円で利用できるプランがあります。
また、自動車にもサブスクリプションサービスがありますよ。
不動産業界にもありそうだね。
はい。
2019年3月上旬から、「OYO LIFE」という新形態のサブスクリプション型アパートメントが開始されています。
この事業は、日本の「ヤフー」とインドのホテル運営会社「OYO(オヨ)」との合弁事業です。
OYO LIFEの部屋は、すべて家具家電付きで、公共料金・Wi-Fiなどの通信費などが月額家賃の中に含まれているそうですよ。
入居契約や、敷金・礼金・仲介手数料の支払いはあるのかな?
それらは、ありません。
一般的な賃貸住宅の家賃と比べると、月額費用は高く設定されていますけれど、いろんなところに旅をするように暮らしたいというニーズを持った方たちに人気のようです。
どういうエリアにあるの?
都内の渋谷区、目黒区、新宿区、中央区、文京区、千代田区が中心です。
利便性が高く、人気エリアの物件を募り、物件オーナーに対しては家賃保証のほか、定期的な物件のメンテナンスなど維持管理をしています。
付加価値をつけて、空室リスクを回避する目的をもったサービスなのだね。
またこのほかにも、マンション修繕サービスの定額制も始まっています。
毎月定額のメンテナンス料で、外壁や通路の補修・塗装、屋上やバルコニーの防水工事といった、 マンション躯体全体の修繕工事とその後のメンテナンスをするそうです。
いろんな定額制サービスが始まっているのだね。
ただ、取り入れる際には、短期的な視点だけでなく、長期的な観点からもサービスのメリットやデメリットを見極めることが求められるかな。
写真はイメージです。