
西武沿線の各駅に息づく“推し獅子”の気配を、街歩きの目線でゆるく紐解くMY MEMORY JOURNAL番外編。
西武線沿線・練馬育ちのとん助手が、西武ライオンズが仕掛ける「圧倒的至近距離」の戦略を手がかりに、駅と街の魅力をていねいに拾いあげていく企画です。
むかえ不動産鑑定事務所は、西武ライオンズを、そして西武線各駅の街を応援しています、ということで、第7回の武蔵関編、行ってみましょう。
「武」の系譜とレトロな駅舎!武蔵関駅の武内投手愛
西武沿線の各駅が熱い「推し獅子」を掲げるなか、武蔵関駅が推しているのは武内夏暉投手。2024年の武蔵藤沢、2025年の西所沢を経て、今年から武蔵関を担当することになりました。
武蔵藤沢、武蔵関……完全に「武」つながりのセレクトですね!
ちなみに歴代では、2025年にタイラー・ネビン選手が担当していた時期もありました。
武蔵関が最寄りの立野公園で「どんぐりパーク」というイベントが開催されていることから「もしや、どんぐり(ネビン選手の愛称)つながりなのでは……!?」と、思わず深読み(こじつけ?)したくなってしまうような、味わい深い選出ヒストリーを持つ駅なのです。
改札に入ってすぐの壁面に、余白をきれいにトリミングされたB0ポスターをドーンと掲示。その下には「当駅の推し獅子は武内投手です」という熱い手作りポスターと、駅看板デザインのポスターが並んでいます。限られたスペースに合わせてカスタマイズしつつ、誰もが通る特等席にしっかり配置するあたりに、駅員さんの愛を感じます。

これが駅ビル!?練馬の端っこで出会った「懐かしいスケール感」
今回、初めて武蔵関駅に降り立ってみて、一番驚いたのがその駅舎でした。「えっ、これが駅ビル……!?」と思わず二度見してしまうほどの、どこかノスタルジックな佇まい。西武新宿線の駅ならではの低層で人間の感覚に馴染むスケール感が、なんだかとても新鮮に映ります。
駅を出ると一見静かな住宅地に思えますが、ふと見上げると遠くに「武蔵関駅北口商店会」の看板が。本当にこの先に商店街があるのかな……?と少し冒険心をくくられるのも、この街の面白いところです。武蔵関公園の豊かな緑や池があり、江戸時代から続く「関のボロ市」の歴史がある。練馬区の最西端で西東京市と接する「境界線の街」ならではの、落ち着いた雰囲気が漂っています。

「吉祥寺の隣」という利便性と、愛おしい昭和の残り香
実はこの武蔵関、バスや自転車を使えば意外なほど吉祥寺に近いのも隠れたポイントです。「吉祥寺に住んでいる」と言いつつ、実は最寄り駅が武蔵関という人が一定数いるのも頷ける絶妙なポジショニング。都心や人気エリアへのアクセスを確保しながら、駅前にはゆったりとした時間が流れています。
スペックや数字だけでは測れない、このレトロな温もりと暮らしやすさのバランスこそが、武蔵関という街の持つ本質的な魅力なのかもしれません。
昭和の面影を残す駅舎と、熱いライオンズ愛。武蔵関駅の改札を通る際は、ぜひ壁面で力強く微笑む武内投手のポスターと、駅員さんの愛ある手作りメッセージを探してみてください。

STATION & PLAYER DATA
武蔵関 駅
練馬区最西端の地に広がる、歴史あるボロ市と緑豊かな池が彩る境界の街。
- 駅の性格:レトロな駅舎の佇まいと、吉祥寺への近接性が同居する“静寂な境界生活拠点”
- おすすめスポット:武蔵関公園(富士見池)/本立寺(関のボロ市)/立野公園
- 1日平均乗降客数(※所沢駅を除く):
30,234人(新宿線内※・13位)[対前年増減率]2.7%(新宿線内※・13位) - 最寄の地価公示ポイント:練馬5-3(商業地)|93万円/㎡(変動率 7.9%)[R8]
武内 夏暉 投手
精密な制球力と打ちづらいフォームで打者を翻弄する、チームを牽引する期待のサウスポー。
- 背番号:21
- ポジション:投手(左投/左打)
- 出身地/出身校:福岡県/八幡南高−國學院大
- 登場曲:仲間 / ケツメイシ

とん助手 (とんじょしゅ)
練馬育ち | 宅地建物取引士
練馬で育ち、この街の変遷や歴史(地歴)を肌で感じながら育った宅地建物取引士。
「誰もが売り込まれずに、安心して本音を話せる場所を作りたい!」という自身の経験から生まれた強い想いで、皆様の相談窓口を担当しています。
地元の細かな道から学区のブランド価値まで知り尽くす生粋の練馬っ子ならではの視点で、難しい書類や手続きも優しくナビゲート。
ブログでは、地元の愛おしい記憶を言葉に紡いでいます。
推し獅子と沿線を歩くと、街の表情が少しずつ変わっていきます。
人が街を選ぶ理由は、スペックだけでなく、どれだけ“好き”という気持ちが重なるか。
私たちが大切にしているのは、西武沿線の街への好きを育むその瞬間を、価値として丁寧に見つめ直すことです。
