今年話題の不動産用語といえば……
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助手・とん
むかえさん。毎年、不動産情報サイト事業者連絡協議会がまとめている「不動産情報サイト
利用者意識アンケート」ってご存知ですか?
2019年10月28日に2019年度の調査結果が発表されています。
むかえ
不動産情報サイトの利用実態とその推移を調査しているアンケートだね。
特に、物件契約に至ったユーザーの方々の行動や特徴がフォーカスされているはず。
そうです!
ただ、その調査のなかで、不動産用語の理解度に関する項目があるのですよ~。
今年は、どんな言葉の理解度を調査したの?
売買と賃貸でわけて調査していて、売買では、「民泊」「長期優良住宅」「住宅瑕疵担保責任保険」「住宅性能評価書」「スマートハウス」「建物状況調査」「ZEH」の7語。
賃貸では「民泊」「長期優良住宅」「住宅瑕疵担保責任保険」「スマートハウス」「住宅性能評価書」「IT重説」「賃貸管理業登録制度」の7語です。
その用語のなかなら、「民泊」という用語はご存知の方が多いはず。
正解です!
理解度は「よく理解している」「まあ理解している」「聞いたことはある」「知らない」の4段階に設定されていて、民泊は「まあ理解している」が売買でも賃貸でも40%を超えています。
「よく理解している」と「まあ理解している」を足すと7割の方が理解しているということになるわけです。
不動産情報サイト事業者連絡協議会「不動産情報サイト利用者意識アンケート」調査結果(PDF) 2019/10/28発表
このグラフをみると、ほとんど浸透していない用語は、「ZEH(ゼッチ)」と「賃貸管理業登録制度」。
「ZEH」は、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスの略称。
「賃貸管理業登録制度」は、平成23年12月に創設された制度だから、仕方がないかな。
私も「ZEH」って、何の略語か、わかっていなかったです(汗)
「長期優良住宅」や「住宅瑕疵担保責任保険」「住宅性能評価書」「建物状況調査」は、土地だけの取引を除く不動産の売買をする際にはぜひ知っておいてほしい用語。
当むかえ不動産鑑定事務所のブログでも、解説していこうね。
写真はイメージです。