
西武沿線の各駅に息づく“推し獅子”の気配を、街歩きの目線でゆるく紐解くMY MEMORY JOURNAL番外編。
西武線沿線・練馬育ちのとん助手が、西武ライオンズが仕掛ける「圧倒的至近距離」の戦略を手がかりに、駅と街の魅力をていねいに拾いあげていく企画です。
むかえ不動産鑑定事務所は、西武ライオンズを、そして西武線各駅の街を応援しています、ということで、第9回の野方編、行ってみましょう。
「背番号7」と「SS7」!野方駅の硬派な桑原選手愛
西武沿線の各駅が熱い「推し獅子」を掲げるなか、野方駅が推しているのは桑原将志選手。2024年まで金子侑司選手(背番号7!)、2025年の野村大樹選手(背番号67)を経てバトンが渡されました。野方駅の駅番号は「SS7」で、桑原投手の背番号も「7」。このラッキーセブン同士のセレクトは、シンプルながらもビシッと決まっています。
改札外に貼られたB1ポスターでは、桑原投手の迫力あふれる吠え顔がドーンとお出迎え!手書きメッセージや装飾が盛りだくさんだった他の駅と比べると、驚くほどストイックな掲示スタイルです。一見すると「あれ、推し愛が控えめ……!?」と思ってしまいそうですが、あの真剣な表情ひとつで勝負する姿勢は、どこか硬派で格好良くもあります。

下町情緒とおいしいお店、そして「高円寺へのラストスパート」
中野区に位置する野方は、「野方駅前商店街」や「北原通り」「ヤッホーロード」など、活気あふれる商店街が網の目のように広がる街。
名物のラーメン店やもつ焼き屋さんが軒を連ね、下町らしい人情味と手頃な物価が魅力です。南北の改札が分離しておらず、どちらへ行くにもアクセスしやすい構造も嬉しいところ。
現場を散策すると、地元で長年愛される名店が立ち並ぶ活気ある風景に圧倒されます。
そして私にとって野方は、自宅から高円寺を目指して自転車を走らせるときの「難所」でもあります。
環七沿いの野方駅付近に差しかかると、脚の筋肉がピクピクと悲鳴を上げ始めるラストスパートエリア!「あと少し……!」とペダルを漕ぎ込みながら通り過ぎる、ちょっとスポーティーな思い出の場所でもあります。

上京した従兄弟が選んだ、納得の「住み心地」
この野方という街のポテンシャルを物語るのが、福島から上京してきた従兄弟のエピソードです。早稲田大学に合格したとてもしっかり者の彼が、住まいとして選んだのがこの野方でした。高田馬場へのアクセスが抜群で、物価も控えめ。暮らしやすさを最優先に考えた彼の選択には、心から納得させられたものです。
飾り気のない素顔の住みやすさと、要所としての利便性。派手なアピールはなくとも、住む人をじわじわと魅了するこの街の懐の深さこそが、本質的な価値なのだと実感します。
質実剛健な商店街の活気と、硬派に佇むライオンズ愛。野方駅の改札を出る際は、ぜひ壁面で力強く吠える桑原投手の凛々しい姿を探してみてください。

STATION & PLAYER DATA
野方 駅
活気ある商店街が網の目のように広がる、下町情緒と質実剛健な暮らしやすさの街。
- 駅の性格:環七の要所に位置し、飾らないグルメと独自の賑わいが息づく“生活密着拠点”
- おすすめスポット:野方駅前商店街/ヤッホーロード/北原通り商店街
- 1日平均乗降客数(※所沢駅を除く):
24,168人(新宿線内※・16位)[対前年増減率]3.2%(新宿線内※・9位) - 最寄の地価公示ポイント:中野5-5(商業地)|99万円/㎡(変動率 11.8%)[R8]
桑原 将志 選手
気迫あふれるプレイとガッツあふれる好守でチームを鼓舞する、頼もしき外野手。
- 背番号:7
- ポジション:外野手(右投/右打)
- 出身地/出身校:大阪府/福知山成美高
- 登場曲:TRY ME 〜私を信じて〜(安室奈美恵)/ その先へ(Honey L Days)/ HERO(安室奈美恵)/ がんばれ(Honey L Days)/ Yeah-Oh(安室奈美恵)

とん助手 (とんじょしゅ)
練馬育ち | 宅地建物取引士
練馬で育ち、この街の変遷や歴史(地歴)を肌で感じながら育った宅地建物取引士。
「誰もが売り込まれずに、安心して本音を話せる場所を作りたい!」という自身の経験から生まれた強い想いで、皆様の相談窓口を担当しています。
地元の細かな道から学区のブランド価値まで知り尽くす生粋の練馬っ子ならではの視点で、難しい書類や手続きも優しくナビゲート。
ブログでは、地元の愛おしい記憶を言葉に紡いでいます。
推し獅子と沿線を歩くと、街の表情が少しずつ変わっていきます。
人が街を選ぶ理由は、スペックだけでなく、どれだけ“好き”という気持ちが重なるか。
私たちが大切にしているのは、西武沿線の街への好きを育むその瞬間を、価値として丁寧に見つめ直すことです。
