
西武沿線の各駅に息づく“推し獅子”の気配を、街歩きの目線でゆるく紐解くMY MEMORY JOURNAL番外編。
西武線沿線・練馬育ちのとん助手が、西武ライオンズが仕掛ける「圧倒的至近距離」の戦略を手がかりに、駅と街の魅力をていねいに拾いあげていく企画です。
むかえ不動産鑑定事務所は、西武ライオンズを、そして西武線各駅の街を応援しています、ということで、第4回の下落合編、行ってみましょう。
「おぼっちゃま」と「お屋敷街」の運命的出会い!?
下落合駅の山村選手愛
西武新宿線の各駅が熱い「推し獅子」を掲げるなか、下落合駅が激推ししているのが山村崇嘉選手。2025年まで担当した與座海人投手からバトンを受け継ぎました。
前任の與座投手といえば沖縄県出身で名前に「海」がつくことから、駅近くの大規模施設「落合水再生センター」つながりでは……と勝手に推測していましたが、新担当の山村選手とのペアリングも実に深いのです。
山村選手といえば、ファンの間でも有名なお育ちの良さを誇るお坊ちゃま。
幼少期はインターナショナルスクールに通い英語もペラペラで、外国人選手の円陣で名通訳ぶりを披露する姿も話題になりました。
そんな彼を迎える下落合は、かつて「目白文化村」として栄え、文豪や文化人が愛した歴史あるお屋敷街。
この「知的で洗練された街並み」と「国際派おぼっちゃま」というキャラクターのリンクは、まさに運命的と言わざるを得ません。

改札を抜けると広がる、交流戦初優勝の熱気と手作りポスター
そんな下落合駅の推しっぷりは、改札の手前から弾けています。
上り線と下り線の連絡通路にはB0ポスター、改札外の券売機横にはB1ポスターがドーンとお出迎え。
さらに胸を熱くさせるのが、B0ポスターの横に掲げられた大きな手作りポスターです。
「交流戦2026 初優勝!」と誇らしげに書かれた横長ポスターの下には、同じテイストで「下落合駅は山村崇嘉選手を推しています!」という熱い宣言文が。
現役の駅員さんたちがつくった温もりがポスターからあふれ出ていて、通りかかるたびに思わず口元がほころんでしまいます。

歴史ある邸宅街と、記憶の中の「住みたくなる街」
私にとっての下落合は、正直なところ日常的に深いつきあいがあった街ではありません。
けれど昔、駅前のマンションの購入を検討したことがありました。
妙正寺川と神田川が合流する水の歴史を持ち、かつては外交官や外国人コミュニティの気配も漂わせていたこの土地。都会の喧騒から一段引いた落ち着きと品格があり、「ここに家を持つのも素敵だな」と惹きつけられたものです。
利便性やスペックという数字だけでは測れない、住む人を惹きつける街の磁力を、誇らしげなポスターを眺めながら改めて思い出しました。
要所としての落ち着きと、熱いライオンズ愛が重なり合う下落合。
山村選手のポスターと駅員さんの手作り祝勝ビジュアルに出会ったら、ぜひ少し立ち止まってみてください。
歴史ある街の気配と手作りの温もりが混ざり合って、いつも歩いている風景がほんの少し愛おしく見えてくるはずです。

STATION & PLAYER DATA
下落合 駅
文豪の愛した目白文化村の歴史と、静寂なお屋敷街が広がる洗練の街。
- 駅の性格:水の歴史と知的な文化香る、都心近くに佇む“落ち着きの邸宅拠点”
- おすすめスポット:落合水再生センター(水と緑の広場)/聖母病院/目白文化村跡地
- 1日平均乗降客数(※所沢駅を除く):
12,364人(新宿線内※・28位)[対前年増減率]4.1%(新宿線内※・3位) - 最寄の地価公示ポイント:新宿-6(住宅地)|90万円/㎡(変動率 10.9%)
山村 崇嘉 選手
高い打撃センスと豊かな国際性を備えた、勝負強さが光る大型内野手。
- 背番号:32
- ポジション:内野手(右投/左打)
- 出身地/出身校:東京都/東海大学付属相模高
- 登場曲:RUNWAY / Lady Gaga & Doechii

とん助手 (とんじょしゅ)
練馬育ち | 宅地建物取引士
練馬で育ち、この街の変遷や歴史(地歴)を肌で感じながら育った宅地建物取引士。
「誰もが売り込まれずに、安心して本音を話せる場所を作りたい!」という自身の経験から生まれた強い想いで、皆様の相談窓口を担当しています。
地元の細かな道から学区のブランド価値まで知り尽くす生粋の練馬っ子ならではの視点で、難しい書類や手続きも優しくナビゲート。
ブログでは、地元の愛おしい記憶を言葉に紡いでいます。
推し獅子と沿線を歩くと、街の表情が少しずつ変わっていきます。
人が街を選ぶ理由は、スペックだけでなく、どれだけ“好き”という気持ちが重なるか。
私たちが大切にしているのは、西武沿線の街への好きを育むその瞬間を、価値として丁寧に見つめ直すことです。
