
西武沿線の各駅に息づく“推し獅子”の気配を、街歩きの目線でゆるく紐解くMY MEMORY JOURNAL番外編。
西武線沿線・練馬育ちのとん助手が、西武ライオンズが仕掛ける「圧倒的至近距離」の戦略を手がかりに、駅と街の魅力をていねいに拾いあげていく企画です。
むかえ不動産鑑定事務所は、西武ライオンズを、そして西武線各駅の街を応援しています、ということで、第14回の東伏見編、行ってみましょう。
改札を抜けたら、思わずニヤリの奇跡の絶妙コラボ
西武新宿線の各駅が熱い「推し獅子」を掲げるなか、今年東伏見駅を担当するのは蛭間拓哉選手! 早稲田ゆかりの高田馬場駅から、これまた早稲田ゆかりの地へと返り咲きですね。 「早稲田出身の選手は他にいないのかー」というほど、蛭間選手と早稲田のつながりは強いに違いありません。
改札に入り、階段へ向かうと、バットを構えた迫力満点のポスターが目に飛び込んできます。 でも少し離れて遠目から眺めてみると……奥に貼られた柳楽優弥さんのポスターを、じーっと見上げているかのような絶妙すぎる位置関係。 たまたま掲示されている柳楽優弥さんの広告ポスターだとは思いますが、「先輩、今日のスイング見ててくれました?」なんて心の声が聞こえてきそうな奇跡のようなポジショニングでチャーミングな光景は、ファンなら思わず足を止めて微笑んでしまう隠れフォトスポットです。
改札外には吠えるB1ポスター、さらには獅子ガチャまで勢揃いしています。

氷上の爆音と、圧倒的至近距離で震えたアイスホッケーの熱気
東伏見といえば、早稲田の野球部だけでなく、アイスホッケーの「聖地」としても胸が熱くなる街です。 長野オリンピックが開催される前、日本では冬季オリンピックへの期待値MAXで盛り上がっていた頃、東伏見駅前にある「東伏見アイスアリーナ (現ダイドードリンコアイスアリーナ)」へ足繁く通っていたのを思い出します。 ここは、西武鉄道アイスホッケー部のホームでした。
企業スポーツ全盛期でいろいろな応援グッズをもらえたのも良い思い出ですが、なにより凄かったのはその圧倒的な臨場感!
今も昔も、東伏見のアリーナは、他のアイスリンクと比べて、とてもコンパクトですよね。
だから、観戦席からリンクへの距離がとても近くて、西武ライオンズの本拠地・ベルーナドームのキャッチフレーズ「圧倒的至近距離」そのもの。
チームの選手やコーチが試合中に待機する プレイヤーベンチのすぐ後ろの席を陣取ることができれば、選手の声も聞こえるし、ほくほくと沸き立つ湯気まで感じられる! パックがフェンスにガツンと激しくぶつかる重低音、氷を削るエッジの音、激しい息づかい。 テレビ越しとは比べものにならない生の迫力は、今も脳裏に焼きついて離れません。
ただ、当時石神井公園駅を利用していた私がお世話になったこの東伏見へ行くためには、バスで上石神井に行って新宿線に乗り換えるか、保谷まで電車で行ってバスに乗り換えるか……。 結構、近くて遠い場所でしたね。ゲーム開始が迫っているときは、贅沢にタクシーを使っちゃいました♪

鳥居の赤と「上保谷」のロマンが交差する街
そして東伏見を語る上で欠かせないのが、朱色の鳥居が連なる「東伏見稲荷神社」の存在です。 昭和初期に京都の伏見稲荷から分霊を祀る前、この駅が「上保谷駅」と呼ばれていた時代の歴史を思うと、「そうか、ここは保谷だったんだな~、今は西東京市かぁー」と地名の変遷にふっとロマンを感じてしまいますよね。
東伏見稲荷神社は厄払いで有名らしいので、今度お祓いしてもらおうかな、と思っています。
格式高い神社の静けさと、アスリートたちが情熱を傾けるスポーツカルチャーが調和する街。
東伏見駅をご利用の際は、ぜひホームへ向かう階段で、キリリと目線を上げるポスターを探してみてください!

STATION & PLAYER DATA
東伏見 駅
早稲田スポーツの歴史とアイスホッケーの熱気が息づく、歴史と情熱が交差する街。
- 駅の性格:東伏見稲荷神社の静けさとスポーツインフラが同居する“文化・スポーツ拠点”
- おすすめスポット:東伏見稲荷神社/ダイドードリンコアイスアリーナ/早稲田大学東伏見キャンパス(安部磯雄記念野球場)
- 1日平均乗降客数(※所沢駅を除く):
22,663人(新宿線内※・18位)[対前年増減率]3.8%(新宿線内※・4位) - 最寄の地価公示ポイント:西東京-17(住宅地)|42万円/㎡(変動率 3.7%)
蛭間 拓哉 選手
広角に長打を打てる勝負強い打撃と、広い守備範囲・強肩を活かした高い身体能力でグラウンドを躍動する背番号9。
- 背番号:9
- ポジション:外野手(左投/左打)
- 出身地/出身校:群馬県/浦和学院高−早稲田大
- 登場曲:2億4千万の瞳(郷ひろみ)/ GOLDFINGER’99(郷ひろみ)

とん助手 (とんじょしゅ)
練馬育ち | 宅地建物取引士
練馬で育ち、この街の変遷や歴史(地歴)を肌で感じながら育った宅地建物取引士。
「誰もが売り込まれずに、安心して本音を話せる場所を作りたい!」という自身の経験から生まれた強い想いで、皆様の相談窓口を担当しています。
地元の細かな道から学区のブランド価値まで知り尽くす生粋の練馬っ子ならではの視点で、難しい書類や手続きも優しくナビゲート。
ブログでは、地元の愛おしい記憶を言葉に紡いでいます。
推し獅子と沿線を歩くと、街の表情が少しずつ変わっていきます。
人が街を選ぶ理由は、スペックだけでなく、どれだけ“好き”という気持ちが重なるか。
私たちが大切にしているのは、西武沿線の街への好きを育むその瞬間を、価値として丁寧に見つめ直すことです。
