不動産鑑定事務所を舞台にした小説が……!!
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助手・とん
むかえさーん、最近読書していますか?
むかえ
もちろん、本は読んでいるけど、実務書を読むことが多いかな。
助手のとんくんは、実務書よりも小説の方が好きそうだよね。
そうです!!
ミステリーが特に好きです。
最近は、「イヤミス」を読むことが多いですよ。
「イヤミス」って何?
「イヤミス」は、読んでいて、嫌な気分になるミステリー。
読後感が悪いのかもしれませんが、きれいごとではすまされない人間の本質が詰まってて、読みごたえがあります。
今回イヤミスのことは置いておいて、むかえさんにおすすめしたい小説をご紹介させてください。
どのような小説かな?
それはこちらです!
【本日発売!】
舞台は神戸。その手の“霊的物件”専門の鑑定事務所『三宮ワケあり不動産調査簿 賃貸マンション、怪談つき』秋田みやび イラスト:高田桂
兄は不動産鑑定士で神主!? 噂の心霊物件、正しく査定します! #富士見L文庫 pic.twitter.com/1iYrixsaYM— 富士見L文庫_公式 (@fujimi_L_bunko) October 15, 2015
KADOKAWAから出版されている富士見L文庫『三宮ワケあり不動産調査簿 賃貸マンション、怪談つき』。
この本は、女性向けのいわゆるライトノベルなのですが、不動産鑑定事務所を舞台にしたお話です。
それはめずらしい!!
主役は不動産鑑定士なの??
じつは、不動産鑑定士が主役ではないのです……。
主役は、不動産鑑定事務所でアルバイトをはじめた、不動産鑑定士の妹さん。
この不動産鑑定士と妹さんのご実家が神社で、お兄さんは不動産鑑定士でありながら、神主としての資格も持っているらしく、お二人とも霊感が強い。
その霊感を生かして、因縁付きの物件を調査するという内容です。
それって、不動産鑑定の要素はあるのかなー。
どちらかというと、霊的に因縁のある物件を取り扱うということで、不動産鑑定の要素が入りにくいような……。
察しがいいですね!
そうなのですよ、物件を調査するのは、不動産鑑定評価の依頼があってのことですが、その後はどちらかというと霊的な問題を解決することに話がフォーカスされます。
でも、不動産鑑定事務所を舞台にした小説なんて、ほとんどないですよ!!
一度、読んでみませんか?
確かに、不動産鑑定事務所が舞台という物語は皆無に等しい……。
同じ士業でも、「弁護士」なら山ほど小説はあるし、行政書士なら「カバチタレ」、司法書士なら「びったれ!」という作品などがあるのだけどな。
不動産鑑定士のことを知っていただくためにも、小説やドラマで取り上げてもらえるといいですよね。
ただ、トラブル解決や、勧善懲悪という話は難しいですかね。
うーーん。
このブログでも、もっと不動産鑑定士の仕事について発信していかなくてはいけないね。