
西武沿線の各駅に息づく“推し獅子”の気配を、街歩きの目線でゆるく紐解くMY MEMORY JOURNAL番外編。
西武線沿線・練馬育ちのとん助手が、西武ライオンズが仕掛ける「圧倒的至近距離」の戦略を手がかりに、駅と街の魅力をていねいに拾いあげていく企画です。
むかえ不動産鑑定事務所は、西武ライオンズを、そして西武線各駅の街を応援しています!ということで、第18回の池袋編、行ってみましょう。
全集中の「#1」愛!引退直前の池袋駅を彩る過去最大級の情熱
西武線の各駅が熱い「推し獅子」を掲げるなか、現在池袋駅が激推ししているのが栗山巧選手。
2022年からずーーーっとミスターレオこと栗山選手が務めてきました。
だから、8月30日の引退試合が迫る今年は、まさに特別中の特別です。
25年間ライオンズを一筋で支えてきた栗山選手のファイナルシーズンを記念し、球団が一体となって取り組んでいる「PR1DE SERIES」が展開されています。
まずは、その「PR1DE SERIES」の展示をレポート。
1番線ホームのビッグボードには2002年から2026年までの軌跡を伝えるポスターがどどーーーんと貼られています。
さらに、巨大デジタルボードにはPRIDEシリーズ the FINALのビジュアルが躍り、改札横には栗山選手への感謝メッセージを寄せるコーナーも設置されていました。
ここまでグループ全体(西武鉄道など)を巻き込んで現役選手を送り出すプロジェクトは、西武ライオンズの歴史においても極めて異例で過去最大級の盛り上がりだそう。
25年間西武一筋の生え抜き選手は、やっぱり特別です。
25年間西武一筋の栗山選手をたたえる「PRIDEシリーズ the FINAL」池袋駅構内の展示一方、各駅で展開されている推し獅子プロジェクトとしてのB0ポスターは、ハリー・ポッターの「キングスクロス駅」風に装飾された1番ホームにありました。
力みをなくし、投手方向をしっかり見据えながら凛とバットを構える栗山選手らしいショットで、緊張感がある1枚です。
そして、地上改札を出てすぐ左の扉には、吠え顔のB1ポスター。さらに東口(南)改札近くの壁面にはパネルが鎮座。
そのパネルの周りには駅員さん手作りの「ライオンズ一筋25年今年がラストイヤー!」といった吹き出しが添えられ、駅員さんの全力応援がビシバシ伝わってくる胸熱空間になっています。

メガステーションに相応しき象徴と、ミスターレオが築いた不滅のバトン
JRなどを合わせれば1日200万人以上が行き交う巨大ターミナル池袋駅には、やはり25年間ライオンズ一筋を貫いたミスターレオ・栗山選手以上の適任はいませんよね。
プロジェクト開始から栗山選手一択だったというのも大いに納得です。
正直、来年から池袋駅を担当する選手はちょっと気後れしてしまうかもしれませんが(笑)、この偉大なレジェンドからバトンを受け取った選手がどんな躍動を見せてくれるのか、未来のストーリーにも今から期待が膨らみます。
私にとっての池袋といえば、なんといっても「西武百貨店」。
「ちょっと池袋に行ってきます」=「西武百貨店に行ってきます」だった子供の頃、デパート屋上の昭和の遊具や小さな観覧車で遊び倒し、レストラン街でお子様ランチを食べた記憶は今も温かな宝物です。
現在では、モネの「睡蓮」をモチーフにした「食と緑の空中庭園」へ生まれ変わり、昔の面影はほぼありませんが、屋上の驚くほど空が近くに感じられる、都会のエアポケットとしての空間は変わりません。
創業以来初の全面改装でヨドバシカメラの存在感が増していく様子には、少し寂しさも覚えるものの、デパ地下でお弁当を買って、屋上へ直行したり、自分なりのスタイルで活用させてもらってます。

西口巨大再開発と地価急騰!激変する池袋の未来
一方、東武百貨店のある西口エリアでは、息をのむような巨大再開発計画が進行中です。
2043年度にかけて地上41階の複合ビル(A街区)や、外資系ホテルが入る地上50階・高さ270mの超高層ビル(B街区)、カルチャー拠点や住宅が入る複合施設(C街区)などが建設予定で、新宿駅西口にも負けないレベルで駅前の風景が激変しようとしています。
この圧倒的な将来期待感を反映して、令和8年の地価公示では池袋西口周辺の価格が急騰。
西池袋3丁目(+18.0%)、池袋2丁目(+18.4%)、西池袋1丁目(+16.4%)など、15%〜18%台という猛烈な上昇率を叩き出しています(公表されたデータの裏側にある「本当の街の姿」を読み解く連載コラム(豊島区) の分析記事をアップしていますので、ぜひご一読をください)。
どれほど街が未来へ向けてダイナミックに変貌を遂げようとも、ミスターレオが刻んだ誇り高き軌跡はいつまでも起点として光り続けます。
池袋駅をご利用の際は、ぜひ1番線ホームや改札前で、駅員さんたちの熱い愛に溢れたメモリアルな装飾を体感してみてください。

STATION & PLAYER DATA
池袋 駅
西武池袋線の起点であり、圧倒的な乗降客数と都市機能が集積するメガターミナル。
- 駅の性格:沿線最大のトラフィックを誇り、大規模再開発で未来へ急速に変貌を遂げる“都心拠点”
- おすすめスポット:西武池袋本店(食と緑の空中庭園)/池袋西口エリア(再開発予定地)/豊島区立南池袋公園
- 1日平均乗降客数(※所沢駅を除く):
435,120人(池袋線内※・1位)[対前年増減率]1.6%(池袋線内※・20位) - 最寄の地価公示ポイント:豊島5-23(商業地)|1,030万円/㎡(変動率 13.2%)[R8]
栗山 巧 選手
ライオンズ一筋25年、類まれなる選球眼と勝負強さでファンに愛され続けた永遠の「ミスターレオ」。
- 背番号:1
- ポジション:外野手(右投/左打)
- 出身地/出身校:兵庫県/育英高
- 登場曲:あ、やるときゃやらなきゃダメなのよ。 / クレイジーケンバンド
【当コラムについて】
本連載「MY MEMORY JOURNAL番外編:推し獅子と歩く、沿線まちばなし」は、むかえ不動産鑑定事務所(執筆:とん助手)独自の企画・著作物です。
当事務所ならではの視点で西武沿線の魅力を発信している唯一のオリジナルコンテンツであり、他のいかなる不動産鑑定会社様とも一切関係はございません。

とん助手 (とんじょしゅ)
練馬育ち | 宅地建物取引士
練馬で育ち、この街の変遷や歴史(地歴)を肌で感じながら育った宅地建物取引士。
「誰もが売り込まれずに、安心して本音を話せる場所を作りたい!」という自身の経験から生まれた強い想いで、皆様の相談窓口を担当しています。
地元の細かな道から学区のブランド価値まで知り尽くす生粋の練馬っ子ならではの視点で、難しい書類や手続きも優しくナビゲート。
ブログでは、地元の愛おしい記憶を言葉に紡いでいます。
西武沿線の街に重なる「好き」という気持ち、
その“本当の価値”を見つめ直してみませんか?
推し獅子と沿線を歩くと、街の表情が少しずつ変わっていきます。
人が街を選ぶ理由は、スペックだけでなく、どれだけ“好き”という気持ちが重なるか。
私たちが大切にしているのは、西武沿線の街への好きを育むその瞬間を、価値として丁寧に見つめ直すことです。
むかえ不動産鑑定事務所では、単なる数字や相場の比較にとどまらず、街の歴史や暮らしの温もりに寄り添う視点から、あなたの大切な資産や思い入れのある土地の「真の姿」をシビアかつ丁寧に解き明かします。素朴なご相談から本格的な不動産鑑定まで、お気軽にお声がけください。
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