
西武沿線の各駅に息づく“推し獅子”の気配を、街歩きの目線でゆるく紐解くMY MEMORY JOURNAL番外編。
西武線沿線・練馬育ちのとん助手が、西武ライオンズが仕掛ける「圧倒的至近距離」の戦略を手がかりに、駅と街の魅力をていねいに拾いあげていく企画です。
むかえ不動産鑑定事務所は、西武ライオンズを、そして西武線各駅の街を応援しています!ということで、第17回の江古田編、行ってみましょう。
ピンチに急遽登板!?改札外で出会ったイケメンリリーバーの眼福ショット
西武池袋線の各駅が熱い「推し獅子」を掲げるなか、現在江古田駅が激推ししているのが森脇亮介投手。2026年7月まで担当したボー高橋投手からバトンを受け継ぎました。
実は、このバトン、シーズン途中の緊急登板で受け継がれたもので、推し獅子巡りをする前に情報を調べているときにはまだ掴んでいなかったのです・・・。「ボー高橋投手は7月に退団した、と聞いていたけれど、ポスターはあるのかな……」と半ば諦めモードで江古田駅に降り立つと、ありました、ありました!
券売機近くの「西武鉄道からのお知らせコーナー」に森脇亮介投手の姿が。駅員さんに尋ねてみると「7月末に貼り替えて、8月から森脇投手を推しています」とのこと。勝ちパターンや重要な局面を任されてきた強力なリリーバーだけに、推し獅子プロジェクトでもピンチの火消し役として緊急登板してくれたようです。
さてさて、注目のB0ポスターをみてみると、、、球の出どころを隠す変則フォームから腕を振り下ろす直前の、クセがスゴくも美しい一瞬を捉えた激写ショット。そしてその隣に鎮座しているB1ポスターは、グラブを嵌めたまま椅子に腰かけるカメラ目線のショットでした。いやはや、イケメンは何をしても様になる、まさに眼福の一言です。
森脇選手は、難病(右上腕動脈閉塞症)を乗り越え、2026年6月末に見事支配下登録へ復帰を果たしたわけですが、オールスター明けから登板機会が増え、勝ちパターンで投げる姿を見るたびに胸が熱くなっています。

4番バッターから「古」繋がり、日芸が呼んだ奇跡の“緊急登板”
江古田駅の歴代「推し獅子」を振り返ってみると、これがなかなか味わい深いのです。2022〜23年は4番打者のイメージと駅番号「4」を掛け合わせた山川穂高選手。2024〜25年は「江古田」と「古市」の「古」の文字繋がりで古市尊選手が担当してきました。 そして今年8月、難病を乗り越えた森脇投手が急遽ピンチの火消しとして登板。
実は、日本大学は森脇投手の出身校です。日本大学芸術学部(日芸)のお膝元である江古田駅へのマッチングは、まさに狙ったかのような運命のペアリングとも言えますね。
日芸に武蔵野音大、武蔵大学とアートや文教の香りがぷんぷん漂う江古田。 それもそのはず、この江古田駅、そもそもは旧制武蔵高等学校(今の武蔵大学)の仮停留所として誕生したのがルーツだそう。創立者が西武鉄道の前身である武蔵野鉄道の大株主だったことから、力業で「学生ファースト」にした駅だったわけです。
私にとって、江古田は学生時代の甘酸っぱい思い出の宝庫。例えば、高校時代、本気でバイオリンを弾いていた同級生と武蔵野音大の学祭に行ったときには、優雅で華やかなお姉さま・お兄さまの大人っぽさに触れて、自分も大人になったような気がしましたね。
さらに大学時代には、武蔵大生たちと飲む機会がありました。その時のことは今でも鮮明に覚えています。「僕らなんて、名門・武蔵高等学校中学校のおまけで、武蔵高等学校附属大学ですから」なんて自虐を飛ばしながら、老舗「江古田コンパ」あたりで気合を入れまくって飲むあのスタイル……いやはや、若いエネルギーの弾けっぷりに当時はかなりビビらされたものです(笑)。
今も昔も、江古田は学生の学生による学生のための街だと感じています。

4路線アクセスがもたらす高い利便性と、街の圧倒的な磁力
不動産の視点で江古田エリアを見ると、西武池袋線の江古田駅だけでなく、西武有楽町線の新桜台駅、東京メトロの小竹向原駅、さらに都営大江戸線の新江古田駅まで徒歩圏内という圧倒的な交通利便性を誇ります。そのため駅最寄り商業地の地価公示ポイント(練馬5-4)も107万円/㎡(変動率9.5%)と、お隣の桜台駅最寄(79万円/㎡)と比べても約30万円近い差が出るほどの人気エリア!
もちろん、容積率による収益性の違いもありますが、江古田の方が商業収益性が高いと言えます。
賑やかな商店街と学生街のエネルギーにあふれているため、静かな環境を好む方には少し向き不向きがあるかもしれませんが、この利便性と独特のカルチャー感、そしてどこか懐かしい街並みは一度ハマると抜け出せない魅力に満ちています。
江古田駅をご利用の際は、ぜひ券売機近くの「西武鉄道からのお知らせコーナー」で、頼もしくイケメンな森脇投手の姿を探してみてください!

STATION & PLAYER DATA
江古田 駅
旧制武蔵の歴史から始まり、3つの大学とアートな熱気が息づく学生街の拠点。
- 駅の性格:複数路線が交差する利便性と、レトロな商店街・カルチャーが同居する“文教・芸術拠点”
- おすすめスポット:日本大学芸術学部/武蔵野音楽大学/江古田コンパ周辺商店街
- 1日平均乗降客数(※所沢駅を除く):
32,759人(池袋線内※・12位)[対前年増減率]1.8%(池袋線内※・13位) - 最寄の地価公示ポイント:練馬5-4(商業地)|107万円/㎡(変動率 9.5%)[R8]
森脇 亮介 投手
脱力投法と鋭い変化球で打者を惑わし、難病を克服してマウンドへ戻ってきた頼もしき火消し右腕。
- 背番号:28
- ポジション:投手(右投/右打)
- 出身地/出身校:京都府/塔南高−日本大
- 登場曲:リアル・ゴーン / シェリル・クロウ
▼ ほかの駅の「推し獅子と歩く、沿線まちばなし」も読む
【当コラムについて】
本連載「MY MEMORY JOURNAL番外編:推し獅子と歩く、沿線まちばなし」は、むかえ不動産鑑定事務所(執筆:とん助手)独自の企画・著作物です。
当事務所ならではの視点で西武沿線の魅力を発信している唯一のオリジナルコンテンツであり、他のいかなる不動産鑑定会社様とも一切関係はございません。

とん助手 (とんじょしゅ)
練馬育ち | 宅地建物取引士
練馬で育ち、この街の変遷や歴史(地歴)を肌で感じながら育った宅地建物取引士。
「誰もが売り込まれずに、安心して本音を話せる場所を作りたい!」という自身の経験から生まれた強い想いで、皆様の相談窓口を担当しています。
地元の細かな道から学区のブランド価値まで知り尽くす生粋の練馬っ子ならではの視点で、難しい書類や手続きも優しくナビゲート。
ブログでは、地元の愛おしい記憶を言葉に紡いでいます。
西武沿線の街に重なる「好き」という気持ち、
その“本当の価値”を見つめ直してみませんか?
推し獅子と沿線を歩くと、街の表情が少しずつ変わっていきます。
人が街を選ぶ理由は、スペックだけでなく、どれだけ“好き”という気持ちが重なるか。
私たちが大切にしているのは、西武沿線の街への好きを育むその瞬間を、価値として丁寧に見つめ直すことです。
むかえ不動産鑑定事務所では、単なる数字や相場の比較にとどまらず、街の歴史や暮らしの温もりに寄り添う視点から、あなたの大切な資産や思い入れのある土地の「真の姿」をシビアかつ丁寧に解き明かします。素朴なご相談から本格的な不動産鑑定まで、お気軽にお声がけください。
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