国税庁、路線価の減額補正見送りを発表
地価が大幅に下落し路線価を下回る状況は確認されず
2020年7月3日(金)にアップした記事「2020年路線価公表も、新型コロナの影響で修正の可能性あり??」、覚えていらっしゃいますか?
この記事では、国税庁が発表した令和2(2020)年分の路線価についてお伝えしました。
令和2年の路線価は、「全国平均で前年比1.6%のプラス。5年連続で上昇」でしたが、それは2020年1月1日時点の価格であり、新型コロナウイルスの影響を受ける前の価格。
だから、国税庁は、今後の地価の推移によって、路線価の減額補正を可能にする措置の導入を検討していました。
そして、国税庁が全国約1900カ所の地価を調査。
その結果、地価が大幅に下落し路線価を下回る状況は確認されず、1月からの半年間で、地価が15%以上下落したのは6カ所にとどまったっていたことが判明。
そのため、10月28日(水)に、国税庁は路線価の減額補正(下方修正)を行わないと発表しました。
助手・とん
なるほどー。
路線価は、地価の8割程度に設定されていることもあって、路線価を大幅に下回らなかったのかもしれませんね。
路線価は、地価の8割程度に設定されていることもあって、路線価を大幅に下回らなかったのかもしれませんね。
むかえ
確かに、それはあるよね。
ただ、まだ、新型コロナウイルスの影響は計り知れない。
だから、国税庁では、7~12月分の調査によって、減額補正が必要かどうか、改めて判断する、としているよ。
ただ、まだ、新型コロナウイルスの影響は計り知れない。
だから、国税庁では、7~12月分の調査によって、減額補正が必要かどうか、改めて判断する、としているよ。
しばらくは、不透明な状態が続きそうですね。
路線価は、相続税の計算に使われるわけですが、不動産鑑定に基づく評価額で申告することもできます。
少しでも不安があれば、ぜひ、当むかえ不動産鑑定事務所にご相談くださいね!
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